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【健康経営実践コラム】きょうも健やか!(第10回/全12回)「アルコール自体がもつエネルギー量を考えて飲もう」

 

※このコラムは、健康リテラシー向上に向けた情報提供を目的として、東京商工会議所のメールマガジン「健康経営倶楽部マガジン」にて配信したものです。
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お酒をよく飲む人がダイエットするとき、最も大きな関門として立ち塞がるのが、“飲酒”です。

胃のあたりがぽっこり膨らんだ“ビール腹”は、まさに内臓脂肪のたまった「中年男性肥満」の代表的体型。“中年男性→酒→ビール”のイメージから、よくビールが悪者扱いされます。でも実はお酒全般が、肥満の原因になるのです。

アルコール1g=7kcal!

飲み物であるお酒にも、エネルギーがあります。「純アルコール1g=7kcal」。これは、どのような種類のお酒でも共通です。

一般的には、ビールの場合、アルコール度は5%なので500mL缶だと「アルコール量(g)=酒量(mL)×〔アルコール度数(%)÷100〕×0.8」という計算式によりアルコール量は20g。「20g×7kcal=140kcal」となります。500mL缶を飲み干せば、あっという間にご飯半膳分くらいのエネルギーを流し込んでしまうことになります。

日本酒やワインのアルコール度は、約15%。1合(180mL)分で、151kcalになります。

アルコール度の高いウイスキーは、シングル1杯(30mL)で約67kcalです。お酒好きは、この程度で済むわけがなく、何杯も飲むことになります。

体内に入ったアルコールは、肝臓で分解され、大量に飲めば飲んだだけ、多くの中性脂肪がつくられます。これが運動などで使われなければ、余った中性脂肪が体脂肪としてたまってしまいます。こうして、“ビール腹”ができあがるのです。

飲みたいお酒のアルコール分とエネルギーをよく考え、節酒を心がけましょう。

 

蒸留酒も醸造酒も同じエネルギー

・ビールや日本酒、ワインなどの醸造酒は✖
・ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は○

これはよくある誤解です。醸造酒には「糖質」が含まれるのは確かですが、その量はごくわずか。アルコール自体に含まれるエネルギーのほうがずっと問題です。

 

※この記事は、執筆時点での情報に基づき作成しております
(執筆年月日:2018年6月13日/確認年月日:2022年12月15日)。

【監修】

宮崎 滋(みやざき しげる)

公益財団法人結核予防会 総合健診推進センター所長

1971年東京医科歯科大学医学部卒業。東京医科歯科大学臨床教授、東京逓信病院副院長などを経て現職。専門は肥満症、糖尿病。『別冊NHKきょうの健康 健康ダイエット 肥満が招く11の病を防ぐ』(NHK出版)など、監修書、著書多数。肥満予防、メタボリックシンドローム治療の権威。健康でいながらも確実に痩せるダイエット法を提案する。

 

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