〜経営に役立つ情報・事例を発信するサイト〜
powered by 東京商工会議所

【健康経営実践コラム】きょうも健やか!(第8回/全12回)「心の疲れは血管の疲れ。ストレスは上手に発散を」


※このコラムは、健康リテラシー向上に向けた情報提供を目的として、東京商工会議所のメールマガジン「健康経営倶楽部マガジン」にて配信したものです。
コラムの内容は、社員の皆さまへ「メール」または「文書回覧」の形式で転送できます。
イントラ掲載、印刷等による社外への配布、営利目的での利用、内容の改変・抜粋、著者・監修者のプロフィールをはずしての転送はできません。
転送可能な期間はメルマガ配信日(2022年11月8日)から1年間です。


ストレスは、脳動脈の根本的な病変である「動脈硬化」に深く関わっています。強いストレスがかかると、交感神経が優位になったり、副腎髄質(ふくじんずいしつ)から分泌される「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」というホルモンの分泌量が増えたりします。すると、血管が収縮して血圧の上昇が続き、動脈硬化が進みます。
上手なストレス解消が、脳血管障害のリスクを減らすことにつながるといえるでしょう。

A型性格の人は特に気を付けて

ストレスは数値で表すことが難しく、他人からも判断は困難です。ストレスは、爆発してしまう前に自分自身で早めに気付くことが大切です。ふだんからどのようなことでストレスをため込みやすいか認識し、ため込む前に発散することを心がけましょう。

特に注意してほしいのは、「A型性格の人」です。ここでいうA型は、血液型のことではありません。A型性格(タイプA行動パターン)とは、精力的かつ負けず嫌いで、ちょっとしたことでイライラしやすい性格のことです。活動的で何事にも熱心に打ち込みますが、その分ストレスをため込みやすい特徴があります。A型性格では高血圧や肥満のある人が多く、これらを併せもった人は脳血管障害を起こしやすいともいわれています。

自分なりの発散方法で対策を

ストレスを発散するには、いろいろな方法があります。スポーツ、さまざまな趣味、友人とのおしゃべり、散歩など、何でも結構です。自分なりの方法を見つけましょう。ストレスが高まっていると感じたら、早めに発散する対策をとることが大切です。

ストレス発散法として特にお勧めなのは、体を動かすことです。散歩や体操など、疲れすぎない程度の運動がよいでしょう。毎日少しずつ続けることで、脳血管障害の危険因子である、高血圧や肥満の解消も期待できます。

また、過労もストレスにつながるため、睡眠不足は大敵です。夜更かしを避けて十分な睡眠をとり、日々頭と体をしっかりリフレッシュする習慣をつけましょう。

 

※この記事は、執筆時点での情報に基づき作成しております

(執筆年月日:2018年2月21日/確認年月日:2022年9月30日)。

【監修】

岡田 芳和(おかだ よしかず)

聖路加国際病院脳神経外科特別顧問

東京女子医科大学脳神経外科主任教授、同大学病院長などを経て現職。専門は脳血管障害全般。『別冊NHKきょうの健康 脳卒中 見逃さない、あきらめない』など、監修書、著書多数。最先端の治療技術とチームワークをもって、超急性期から予防対策までの脳卒中治療を成功へと導く。

 

上記コラムの無断転載を禁じます。

<コラムに関するお問い合わせ>
株式会社NHK出版 メディアビジネス部  03-3780-3361
担 当 :福田 均  fukuda-h@nhk-book.co.jp

<この記事に関連するサイト>
健康経営倶楽部|東京商工会議所

https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/