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【健康経営実践コラム】きょうも健やか!(第5回)「1日1.5~2リットルの尿が出るくらい、水分をとっていますか?」

※このコラムは、健康リテラシー向上に向けた情報提供を目的として、東京商工会議所のメールマガジン「健康経営倶楽部マガジン」にて配信したものです。
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雨が降らないことにより、日本の各地で起こる「水不足」。水が不足すると、農作物
が十分に育たなかったり、枯死したりして、時には甚大な被害をもたらします。

【水分不足だと、体にトラブルが!】
私たちの体も同じで、水分が不足すると、さまざまな影響が出てきます。例えば、体
が脱水状態になると、血液の流れが悪くなったり、血栓ができやすくなったりします。
場合によっては血管が詰まり、脳梗塞などを起こす引き金になることもあります。
血圧の高い人は、こうしたリスクがより高まります。

成人では、1日1.5~2リットルの尿が出るくらいの水分をとるようにしてください。
女性で1日に2リットルの尿が出ている人は、膀胱炎(ぼうこうえん)にもなりにく
いといえます。

喉の渇きは我慢しない!

塩味の強い食べ物をとると喉(のど)が渇いて水分が欲しくなるのは、体内のナト
リウム量を一定に保とうとする自然な反応です。腎臓に異常がない人は、のどの渇
きを我慢しないで、しっかり水を飲むことです。

水分補給は水で十分です。体にいいと思ってスポーツドリンクや野菜ジュースを飲む
と、塩分や糖分のとりすぎになります。水がもの足りない人は、麦茶でもいいでしょう。
コーヒーや紅茶も、砂糖やミルクを入れてしまいがちですし、カフェイン飲料は利尿作
用があるので、水分補給としてはお勧めできません。もちろんビールも水分補給には
向きません。

高齢者は、定期的に水分をとる

特に気をつけたいのが高齢者。年をとると、喉の渇きを感じる機能が衰えてくるので、
水分不足になりかかっていても自覚がなく、水を飲まず、熱中症や脱水を起こす危
険があります。高齢者の場合は喉の渇きを感じなくても、尿の回数を減らさないよう
定期的に水分をとることが大切です。


※この記事は、執筆時点での情報に基づき作成しております
(執筆年月日:2018年4月18日/更新年月日:2022年7月31日)。

【監修】
久代 登志男(くしろ・としお)

一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長、
日野原記念クリニック(聖路加国際病院連携施設)所長

1973年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院循環器科助手、
日本大学医学部教授、医学部総合健診センター所長などを経て、2014年より現職。
専門は循環器学、特に高血圧の臨床と循環器疾患の予防。
その人にあった血圧コントロールの大切さを提唱する。

 
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<この記事に関連するサイト>
健康経営倶楽部|東京商工会議所
https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/