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【企業向け新型コロナウイルス対策情報】第45回~全国から人が集まるイベントの感染対策

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東京商工会議所では、新型コロナウイルスが感染拡大する中、企業での対策に活用できる情報として、産業医有志グループ(※)より提供される「企業向け新型コロナウィルス対策情報」を配信(不定期)しております。

(※)本対策情報は、産業医有志グループ(今井・櫻木・田原・守田・五十嵐)が作成し、厚生労働省新型コロナウイルス対策本部クラスター対策班・和田耕治先生(国際医療福祉大学・公衆衛生学教授)のサポートも受けたものです。詳細は本ページ下部の「文責」をご覧ください。


※本内容は2021年4月20日に配信されたものです。

経営者・総務人事担当者のみなさま、全国から人を集めるイベント等を行う際、感染対策は十分検討されているでしょうか?

1.課題の背景

新型コロナウイルスの局地的な感染拡大に伴い、各地域でまん延防止等重点措置等が発令されています。
このような中でも、全社会議や経営会議、集合研修といった全国から人を集めるイベントの開催方法について検討している企業は少なくないものと思われます。
社内イベントに伴い、感染拡大地域と非・感染拡大地域間で人が移動することで、職場内クラスター発生のリスクが高まる懸念もあり、慎重な判断が各企業に求められます。

そこで今回は「第36回~社内研修、採用イベント時の感染対策(2021年1月6日掲載)」に続き、地域の流行状況を考慮した、社内イベント開催の判断の目安や感染防止対策について考えていきます。

*まん延防止等重点措置とは、感染状況が深刻な地域ごとに発令されるもので、緊急事態宣言は都道府県単位で設定されるのに対し、重点措置は市区町村などに限定して発令され、飲食店の時短営業や、不要不急の外出・移動の自粛などが要請されます。

※第36回記事はこちら

2.企業でできる対策

(1)イベントを開催する意義について再検討し、開催方式を決定する

(2)地域の感染流行状況によって開催方式を変更することを事前に案内する

(3)感染拡大地域からの参加は極力制限する

(4)体調不良の場合の現地参加を控えるよう周知する

(1)イベントを開催する意義について再検討し、開催方式を決定する

イベントを開催するにあたって、その開催意義を考えることは非常に重要です。
例えば、活発な議論や円滑な交流が主な意義となるイベントは対面で行い、情報共有や教育・啓蒙が主な意義となるイベントは遠隔で行います。
局地的な感染拡大が起きている現状においては、遠隔(オンライン)で代替可能であれば、オンライン方式の開催が望ましいでしょう。

また、現地参加とオンラインによる遠隔参加を組み合わせたハイブリッドによる開催方式についても検討の余地があるのかもしれません。

(2)地域の感染流行状況によって開催方式を変更することを事前に案内する

各地域の感染流行状況は刻々と変化していく可能性があります。
特に、開催予定場所が感染拡大地域(※)に該当する場合は、現地開催は見合わせるべきでしょう。
そこで、イベントの開催を案内する際に、感染流行状況によって開催方式がオンライン等に変更する場合があることを伝えておきましょう。
開催方式を最終確定する日にちなども予め決めておくとよいでしょう。

(※)緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令された地域を感染拡大地域とすると判断しやすいでしょう。

(3)感染拡大地域からの参加は極力制限する

開催予定地が感染拡大地域となっていなくても、感染拡大地域から従業員が社内イベントに参加するために県境をまたいで移動してくることは避けたいところです。
このため、感染拡大地域に居住・勤務する従業員については、オンライン参加に変更するよう求めることが重要です。

(4)体調不良の場合の現地参加を控えるよう周知する

体調不良がある場合や、濃厚接触者として外出自粛要請を受けている場合には、現地参加を見合わせることの徹底が必要です。
そのためにも、オンライン参加に変更することができる開催方式が望ましいでしょう。

以上、(2)~(4)の視点を盛り込んだフローチャートを以下に示します。

感染拡大状況別の参加可否判断フローチャート

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 開催中の感染対策の留意事項

対面でのイベントを開催する場合には、「イベント等における感染拡大防止ガイドライン(<関連情報リンク>(1)参照)」や「新型コロナウイルス感染症禍における MICE開催のためのガイドライン(<関連情報リンク>(2)参照)」に従って感染対策を徹底しましょう。

特に、以下の事項に留意してください。

<POINT>

  • 現地に集合する人数を最小限に厳選する
  • 大声での歓声、声援等を行わない
  • 原則としてマスクを常時着用とする
    (口元を見せる必要がある場合は広めにフィジカルディスタンスを確保する、
     パーティションを設置する)
  • イベント中やイベント後の会食は禁止とする

 
<関連情報リンク>
1)来年2月末までの催物の開催制限、イベント等における感染拡大防止ガイドライン遵守徹底に向けた取組強化等について(内閣官房)
2)新型コロナウイルス感染症禍における MICE 開催のためのガイドライン 第4版(2021年1月18日・一般社団法人日本コンベンション協会)
3)感染リスクが高まる「5つの場面」年末年始特設サイト(内閣官房)
4)第94回日本産業衛生学会 感染症対策 感染拡大地域等からの参加方法について

 

【文責】
五十嵐 侑

五十嵐労働衛生コンサルティング合同会社

 
※本文章は、産業医有志グループ(今井・櫻木・田原・守田・五十嵐)で作成しました。
厚生労働省新型コロナウイルス対策本部クラスター対策班・和田耕治先生(国際医療福祉大学・公衆衛生学教授)のサポートも受けております。

OHサポート株式会社(代表/産業医 今井 鉄平)では、経営者・総務担当者向けに必要な感染拡大防止策情報を随時配信しています。
本情報は著作権フリーですので、ぜひお知り合いの経営者に拡散をお願いします。

また、動画配信も順次行っております
https://www.youtube.com/channel/UC4lRPnKfYPC6cT1Jvom5VbA

これまでに配信しましたバックナンバーは、以下リンクをご覧ください
http://www.oh-supports.com/corona.html


※本情報配信に関するご意見・ご要望は、こちらまでお寄せください。
 covid-19@ohsupports.com

 

<この記事に関連するサイト>
企業向け新型コロナウイルス対策情報一覧|東京商工会議所
https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/covid-19/

健康経営倶楽部|東京商工会議所
https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/

職場で新型コロナウイルスの感染が疑われたら読むガイド|東京商工会議所(tosho antenna)
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